貫汪館本部道場主催の合宿に参加してきました。
場所は島根県の国立三瓶青少年交流の家です。
合宿自体は土日の一泊二日ですが、遠方のため金曜の夜から前泊しての参加となりました。
一日目は朝から車で移動してお昼前に集合。
昼食後に4時間の稽古をして、夕食後には1時間の稽古。
入浴後には、古文書解読の座学もありました。
二日目は朝食後に3時間の稽古をして、昼食後に帰路に着きました。
二日間3コマ合計8時間の稽古でしたが、内容は、
難波一甫流
・基本稽古三本
澁川一流柔術
・六尺棒回し
・半棒表十二本、半棒裏
・居合
・履形の礼式、負投、巻返、捻付、潜投、返投
・同じく対懐剣での巻返、返投
・同じく対太刀での返投
大石神影流剣術
・構え
・素振り
・試合口五本
・陽之表十本
・陽之裏十本
を稽古しました。
また休憩と稽古開始前の時間には無理を言って個人的にお相手いただき、
無双神伝英信流抜刀兵法
・太刀打十本
・詰合十本
・大小詰八本
の稽古もしました。
お陰様で、大変充実した時間を過ごすことができました。
事前準備から始まり当日の取りまとめをしてくださる方、稽古相手をしてくださる方、ご指導くださる先生、またわがままを許してくれる家族あっての稽古だなと本当にありがたく思っています。
新しく教わった形はいくつかありますが、手順自体は一、二回も見せてもらえれば覚えることはできます。
ただ、
・無理無駄がないこと
・臍下丹田から動くこと
は、そう簡単にはできません。何年も前の稽古記録を見ても同じようなことばかりが書いてあります。
先刻できても今できるとは限らず、昨日できても今日はできず、素手でできたことが武器を持つとできず、相手が変わるとできず。
結局は心の問題なのだなと観念して、稽古を続けるばかりです。