日本古武道演武大会 H27.2.8(日)

6時に起床してシャワー。いつもの出勤より早いです。眠い。。。

普段の週末なら大森流と英信流表と奥を抜くところですが、

今日は朝から出かけなければなりません。

全長1300mmの桐木刀で初発刀と虎乱刀だけ抜きます。

刃長三尺三寸、柄一尺。つい先日、届いたばかり。

でも虎乱刀で天井をガスッと打ったのはここだけの秘密。

って当たり前ですよねえ。。。棚下之心得、努々勿忘事


6時30分に家を出ると間もなく、携帯が鳴りました。

館長からの電話かと思ってディスプレイを見ると、

まだ布団の中にいるはずの美人秘書から。

カメラは?と。ああっ、しまった!!!

なんのためにこんなに早く家を出たのか。寝ぼけてた。

あぶなく、この腹かっさばいて御詫びするところでした。

今日も朝から有能な美人秘書に感謝です。


7時前ではさすがに上島珈琲も開いておらず。

駅の売店でカレーパンとコーヒー。ベンチでむしゃむしゃ。

間もなく来た田園都市線に乗り込んでひと眠り。

九段下で降りて地上へ。まだ早い。むしゃむしゃむしゃ。

マックでコーヒー。

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8時ジャストに日本武道館に到着すると、本部道場の皆さんも

ほとんど同時に到着。すぐ後ろを歩いていらしたようです。

間もなく館長もいらっしゃいました。


関係者の入口から中に入り、地下へ。

着替え、受付、進行説明、リハーサルの横でじっと待機。

もののふではなくてさぶらふですね。

10時30分から開会式

11時から演武開始です。

小笠原弓馬術から始まり、貫汪館の澁川一流柔術は7番目。

正面に回り込んで、撮影をします。ぱしゃぱしゃ

きちんと撮れていると良いのですが。


日本古武道演武大会は、日本武道館と日本古武道協会が主催。

各流派の演武は、2年に一度です。

貫汪館の澁川一流柔術が演武する際に観覧しています。

昔は、各流派の形に興味があって見ていました。

最近は、形そのものよりも、演武されている方の動きの方に

目が行きます。

思わず魅きつけられてしまうと、なにがそんなに自分の心を

動かすのかと考えて。

そうしてあとで館長とお話をして、自分の価値観や見る目が

合っているかをたしかめたりするのです。

合っていればとりあえずは一安心。

もしも違う点や理解できない点があれば、心に留めておき。

わからないからと、ぽいっと捨ててしまうようでは。

あとで理解できるようになるまで、何年でも待ちます。

水は低きに流れ、人は易きに流れる。と言います。

しかしそれでは。


間もなく午前の部が終了。

館長と本部道場の師範の皆さまは昼食です。

これで私もやっとほっと一息。

文章で書くとたった数行?のことですが、私にとっては

とっても長い半日でした。

でも演武者の方はもっと大変です。

演武はほんの数分でも、その前日から上京して宿泊し、

当日も朝早くから準備と待機。演武に失敗は許されません。

それに大会運営のスタッフの方も。前日はコンサートとか。

終了後にステージの撤去をして、それから準備。

その作業の大変さは、想像もつきません。


館長の着替えを待って、荷物の片付けと搬送までお手伝い。

間もなく解散となりました。


解散後は、館長と、お世話になっている研師の先生、

それに名古屋西支部長とお茶。

それから、刀剣博物館へ。

ことの顛末は、名古屋西支部長のブログをご覧ください。↓

第38回 日本古武道演武大会 / 38th Nippon Kobudo Enbu Taikai


渋谷で研ぎ師の先生と名古屋西支部長とおわかれして、

館長と一緒に半蔵門線へ。

あざみ野のタリーズで甘いカフェモカを飲みながらまたお話。

地下鉄に乗る館長を見送って、帰宅しました。

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これにて長い週末はやっとおわりぬ。ちゃんちゃん

タイトルとは裏腹に、演武大会の内容がなにも書いてありませんが、

それもまあ、いつもの感じということで。


来週はまた通常通りの稽古です。