廣島護国神社奉納演武

平成27年4月19日(日)、廣島護国神社において、

毎年恒例、貫汪館主催の奉納演武を執り行いました。

前日の夜からあいにくのしとふる雨でしたが、

本殿での正式参拝後には、すっかりと晴れて。

 

開会式では、大石神影流剣術宗家と館長からのお言葉。

奉納演武は、宗家の瑞穂舞から。

続いて館長の居合。顧問の先生の居合。

そして、参加者による居合、剣術、柔術の演武。

 居合は無雙神傳英信流抜刀兵法、

 剣術は大石神影流剱術、

 柔術は澁川一流柔術。

演武はつつがなく終了し、

閉会式では顧問の先生から講評をいただきました。

 

そして場所を移して、皆で懇親会。

中華のバイキングでした。大人数で円卓二つ。

宗家をお見送りして広島の駅に到着すると、

ちょうどそれまで待ってくれていたかのように、

また雨が降り出しました。

 

私個人は昨年に引き続き、二度目の参加となりました。

大変貴重な経験をさせていただき、感謝しております。

この経験を糧に、今後も修行を積んで行こうと思います。

 

貫汪館ホームページ<行事>

無雙神傳英信流抜刀兵法」「大石神影流剱術」「澁川一流柔術

貫汪館館長ブログ<道標>「広島護国神社奉納演武

貫汪館名古屋西支部<稽古日誌>「神の御前で / In front of God

 

廣島護国神社 潮禰宜のフェイスブック「古流武術奉納演武

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今回、横浜支部長として、

多くの演武を奉納させていたきました。

 

無雙神傳英信流抜刀兵法

 居合は、英信流表の横雲、稲妻、山下風、鱗返、抜打

 太刀打と詰合は、館長が遣方でその相手を

 

大石神影流剱術

 陽之表は、名古屋西支部長が仕太刀でその打太刀を

 陽之裏は、館長が仕太刀でその打太刀を

 鞘ノ内は、館長と名古屋西支部長と一緒に

 

澁川一流柔術

 今回はなし

 

当日は稽古をしないというのは、貫汪館では常のことです。

ただ、今回は前日の講習会に参加できませんでしたので、

事前に軽く合わせるということもできず。

正しく、ぶっつけ本番でした。

 

初端は宗家の瑞穂舞の音楽を流すという大役を任され。

前半は写真撮影を担当し、後半は演武に出ずっぱりで。

 

居合を一人で奉納するのは、大変緊張をいたしました。

また館長の相手という大役は、言わずもがなのことです。

たとえ外形上は間違いのない演武ができていたとしても、

内面も波一つない状態とは限りません。心水鳥

どんな状況でも毎回安定した演武を行うというのは、

とても難しいことなのだなと実感をいたしました。

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帰りの新幹線では、名古屋西支部長が撮影したビデオを

さっそく見せていただくことができました。

演武は演武として、入退場の歩き方がとても気になりました。

舞台を横切る際に、とくに目立ちます。

あまり美しくありません。

気を抜いているつもりはないのですが。。。

常の姿勢も気になるところがありました。

ともに、今後の課題にいたしたく思います。

 

名古屋西支部長からは、

 全体の雰囲気やたたずまいが、なんとなく館長に似てきた。

との、うれしいコメントをいただくことができました。

でもすぐに、

 斬撃がちょっと違うけれど、と。

上げて落とす。基本ですね。さすが名古屋西支部長、やるな。

 

館長から、当日にいくつかのコメントと、

後日のメールでもご指導をいただくことができました。

わざわざ、ありがたいことです。

 

廣島護国神社での奉納演武は、

貫汪館では毎年の恒例となっています。

ですが、ある日突然、お願いしますと言って、

やらせてもらえるものではありません。

長年の、館長の日頃からの細やかな気配りによる、

潮禰宜とのお付き合い、信頼があってのことでしょう。

また事前の準備や当日の運営など、

とても多くのことがあって、初めてできることです。

 

貫汪館設立二十周年記念行事の一環として、

今年も廣島護国神社奉納演武を執り行えたのは

大変幸いなことかと思います。

そして、その場に参加させていただけたことを、

心より感謝いたします。

 

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