友あり遠方より来たる

暑い日が続きます。いったいどこが秋なんだ?

と、一週間前の自分にツッコミからスタート。


今週の稽古は、女の子一家は急きょお休み。

先週の稽古日記で、人数が少ない稽古だと・・・

なんて書いたからだろうか。

なんて考えが頭をよぎり、夜も眠れません。ぐーぐー。。。

冗談はさておき。

ご家庭とお仕事は大事にしていただきたいと思います。


その代わりという訳でもないのですが、体験が一人。

大学の後輩です。私が第30代で、彼が第39代。

一回りとまでは行かないけれど、10年弱の差。

付き合いは15年くらいでしょうか。

#10年は英語でディケイドですね。通りすがりの

#20年のことを英語でスコアと言うそうですが、

 古い北欧語が語源で、現代ではもう使わないそうな。

 羊等を数えるのに20頭ごとに棒に刻み目を入れたから

 だそうですが、なんで20?という感じですね。

OBとして、合気道、剣、杖、居合を教えたりしました。

卒業しても、OB同士として交流があり。

中国武術の団体にまで来たときには、五歩拳を教えたり。

私の真似をして、全剣連居合や杖道の講習会に行ったりも。

完全に追っかけですね。

柔道や空手も少しやったのだったか。

その後、きちんとした師範の元に入門されましたので、

技術的な指導は一切遠慮するようになりました。

それでも年に一度くらい?は連絡があり。

ときには稽古で組んだり、食事をしたり。

横浜支部として稽古していることは伝えていましたが、

参加は今回が初です。

見学に行って良いですか?と連絡があったので、

体験ドゾーと返信したのでした。

午前中に家族三人でお出かけして、その帰りだとか。

理解のある奥さんで良かったですね。

お子さんもまだ小さいですから、文句も言われず。


二尺八寸の居合刀、二尺六寸の居合刀、一尺三寸の剣舞刀、

大石神影流の鞘木刀二本、六尺棒を持って家を出ます。

肩にずっしり。うぅぅっ。。。

でも腰は大丈夫。お陰様でだいぶ復調しました。


いつもどおり体育館の扉を開けて、熱気を解放して。

モップを掛けて、扇風機を出して。

稽古開始です。

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澁川一流柔術


棒廻し

男の子。くるくると廻します。斉天大聖のよう。上手です。

お父さん。だいぶ上手になられました。運足もスムーズに。

お母さん。少しぎこちない? 久しぶりの稽古のせいでしょう。


後輩さん。例によって、真似をして、と放置。

廻しますが、回転が逆です。跳ね上げ、と説明するとなんとか。

最初はぎこちなかったのが、そのうちなんとか。

六尺棒を貸してしばらく廻してもらうと、だいぶ廻せるように。

身長は六尺弱ですから、六尺棒がちょうどよい感じ。

やっぱり半棒より六尺棒の方がいいですね。

半棒は短くて軽いから廻しやすいので稽古しにくい。

とお伝えしましたが、ピンと来ないようでした。


半棒表

立会、指棒、引棒、右流、拂棒、大拂

いつもどおり打太刀で元に立って、掛かり稽古方式。

体験の人がいるので、兄弟子たちが一本ずつお手本を。

さて、後輩さん。右に棒を立てることもできず。

何を見ていたのか。緊張で頭が真っ白だったのでしょう。

半棒。由来は、難波一甫流です。

合気道の杖とは違いますし、神道夢想流とも違います。

私も最初は戸惑いました。

大サービスで、一巡では次に進まず、二巡ずつ。

さすがに同じ業を二回もやれば、多少は動けるようです。

でも一回で動けないとねぇ。素人ではないのだし。。。

(少し言い過ぎでしょうか。)


男の子、お父さん、お母さん。

それぞれ課題は違います。でも、最後の打ち込みは共通かも。

きちんと頭を狙って。腕を使わず、肚で打つ。

止まらず、区切らず、力まず、スムーズに。


なんとか六本の稽古を終えて、ちょっと休憩。水分補給

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大石神影流剱術


構え素振り

大石神影流の木刀をお貸しします。

構えに違和感あり。素人の方では、こんなことはなし。

やはり、他流他武道の経験が邪魔をするのでしょうか。

うちはこういう流派だから、と遠慮なくあちこち直します。

せっかくの体験ですからね。びしばし。


男の子、お父さん、お母さんはいつもどおり。

でも同じことをお伝えしても、今回はびしっと直ったり。

やはり体験の人がいたりすると、心持も違うものでしょうか。

いつもスパッと直せるといいですね。


陽之表

よう剣、げっ剣、無二剣

いつもどおり打太刀で元に立って、掛かり稽古方式。

後輩さん。やっぱり苦労されていました。

それでもやはり、二巡もすればなんとか。


#何を隠そう、私も大石神影流には苦労しました。

 何回見ても何回聞いてもワケワカメで、まったく動けず。

 なんだかまるで、文法が違う感じでした。

 でも、天狗抄だけは一回見ただけでするっと動けました。

 なんででしょうか。。。


ちょっと休憩。

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無双神伝英信流抜刀兵法


男の子に、一尺三寸の剣舞刀をお貸ししました。

なんだかやっぱりうれしそう。にんまりと笑顔。

でも、おもちゃではないので、取り扱いは丁寧に。

切れはしないけれど、突くととても危険です。

くれぐれも、ケガをしたり、させたりしないように。


お父さんには二尺六寸の居合刀をお貸ししました。

二尺八寸でも苦労されていませんが、経験のため。


お母さんはいつもどおり定寸の鞘木刀です。


後輩さんは、自前の居合刀。二尺四寸五分。身長は六尺弱です。


大森流

初発刀、左刀、右刀、當刀、陰陽進退

最初に抜いて見せて、皆で抜いてもらって、一緒に抜いて。

長い刀と定寸の刀と。流派によって考え方が違うものです。

ということはつまり技術も違います。同じ英信流でも。

定寸の刀で貫汪館の無双神伝英信流の動きをしたり、

長い刀で定寸を抜く流派の動きをしたり。

意味のないことです。

もしも貫汪館の無双神伝英信流を定寸の刀で抜けば、

いずれ動きも変わってくることでしょう。

それが必然というものです。

それが流派ということなのでしょう。


今回も、居合を少し長めに稽古しました。

男の子は、一尺三寸でちょうど良い感じでした。ケガもなし。

お父さんは、二尺六寸もとくに重くは感じなかったとのこと。

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NHKに、テレビスポーツ教室という番組があります。

 毎回あるスポーツ競技を1種目ずつ取り上げて、

 その競技のルールから技術、実践までを専門の選手やコーチの解説、

 実技を交えて判りやすく伝えており、

 実際の競技者はもとより観戦する人にも楽しめるようになっている。

(うぃきぺ)

https://ja.wikipedia.org/wiki/テレビスポーツ教室


スポーツだけでなく、各種武道もあったりしてお気に入り。

この番組を見ていつも感動するのは、

 指導者が、一回見ただけで的確な指導ができること

 練習者が、一回指導されただけですぐにその場で直ること

です。

何回指導されても直らない人と、一回で直る人と。

何回見ても覚えられない人と、一回で覚える人と。

何が違うのでしょうか。才能? 素質?

もちろん、長年の経験も大事でしょう。

でも、子供や素人にできて、長年稽古している人ができないとなると。

なにか違う理由があるのかもしれません。

それはもしかしたら、頭の柔らかさ、素直さ。

そういったものかもしれませんね。

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稽古はいつもどおり8時に終了。


さてさて、後輩さんにはしこたま脂汗をかいてもらいました。

荷物を少し持ってもらって、一緒に家へ。

着替えてもらって、刀を見せたりなど。

車は駅前の駐車場に停めてあるとのことで、一緒に歩き。

となりのアクバルでカレーとナン。美味し。

www.akbar.co.jp/azamino.html

9時半を過ぎて店を出て。

コーヒーショップはもう閉店の時間です。

向かいのジョナサンでドリンクバー。

本日のコーヒーはモカでした。

話が尽きることはありませんが、10時を過ぎてお開きに。

カッコイイ二人乗りのスポーツカーに乗せてもらって、

家の前まで送ってもらい。

やたらとゆっくり走っていたのは、そんなに名残惜しいのか。

 有朋自遠方来不亦楽

 友あり、遠方より来たる。また楽しからずや。

新百合ヶ丘の家までは、車で30分ほどだそうです。

遠方というほどでもないか。。。

 

来週も通常通りの稽古です。

 

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