自主稽古8

横浜支部長が本部講習会で不在だったため、自主稽古でした。

以下、その様子です。

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本日、横浜支部長は広島講習会による不在のため、門下生のみの自主稽古となりました。

末弟子の私(女の子の父)が日記を担当いたします。

今回も男の子、男の子のお父さん、女の子、私のフルメンバー四人での自主稽古です。

 

渋川一流柔術

まずはいつものように棒回しから。重心、中心を意識しながらゆっくりと回します。

六尺棒と半棒表を、大人同士と子供同士で別れ一通り通します。

次に全員でマットを出し、親子ペアで履形を復習します。復習といってもみな頭にクエスチョンマークが付きっぱなしの状態です。それぞれに色々と試みますが、あまり勝手な解釈で動いても意味がないので早々に終了。

頭で動きを理解したつもりでも、体が自然に動かないのはやはり身についていない証拠。さらなる稽古が必要と痛感しました。

 

大石神影流剣術

向かい合って構えを一通り通し、大人ペア、子供ペアで陽の表を。

打太刀、仕太刀、入れ替わりながら通します。

途中、勘違いや構えを忘れることがあり、反省しきりでした。

 

ここまでおおよそ一時間。いつもよりかなり早いペースで行ってきました。というのも、近日中に居合の昇段昇級試験を控えてることもあるので、特に居合を重点的に稽古したいという全員の意向もありました。

 

無双神伝英信流抜刀兵法

まずは揃って神前の礼と刀礼を行い、その後はそれぞれのペースで自身の課題を追求するという形で進めました。

 

私自身の課題はたくさんありますが、特に気をつけたのは重心、中心です。居合に限らず、剣術や柔術でも小手先で流してしまう癖が多くあるので、細かな部分にとらわれず、今一度基本に立ち返り肚を意識してゆっくりと稽古することにしました。

 

11本を2回通したあと、スローモーションのように更に速度を落とし、肚を意識して、球体の中心に自分の中心を置くようなイメージを持って、神前の礼で始まり、神前の礼で終わるまで通しました。

 

あとは気になる順刀、逆刀、抜打ちを何度か繰り返し、無理無駄な動きをしていないか、相手がいる想定で動けているかを確認します。

 

さぁ、これで試験はバッチリ!な筈もなく、やればやる程不安になっていきます。それは私だけでなく子供たちも含め全員が同じ気持ちだったようですが、自分に対する客観的な視点や疑問を常に持つことはとても大切なことではないかとも思いました。

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はい、よく書けていますね。

自主稽古もきちんとできているようです。

 

本部の行事で自主稽古になることが多く、申し訳なく思っています。

でも、自主稽古も大事な稽古です。

自分で稽古してみて、実はわかっていない、ということがわかる。

それがわかれば、次の稽古にも自然と身が入るというものでしょう。

そしてその集中力、真剣さ、覚悟。

そういったものが普段の稽古から発揮できるようになれば。

あとの上達は速やかです。

稽古になるか、ならないか。すべては本人の心掛け一つです。

 

さてさて、来週も通常稽古はなし(申し訳ありません)。

横浜講習会と、居合の昇段審査です。

楽しみですね。ふふ

 

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