11人いる?

春一番に続いて、春二番も吹き荒れて。

でも春三番、四番ともなると、もういいよ!と言いたくなります。

#ところで春三番には、違う意味があるようです。

 http://www.weblio.jp/content/春三番

 

2月22日は、にーにーにーで猫の日。

2月23日は、ふーじーさんで富士山の日。

2月24日は、プレミアムフライデーでした。

特別な日が続きます。

でもって

2月25日は、、、稽古の日。いつもどおり?です。

 

大石神影流木刀、居合刀、六尺棒二本、半棒二本、木刀大中小。。。

そうです、体験希望の方がおありです。しかも二人も!

#やっぱり特別な日でした。

中学生とのことで、身長がわかりませんので各種長短そろえて準備。

うーん、一人で持てなくはないけれど、この腰にはきついなあ。。。

すわ、いつもどおり有能な美人秘書の出番かと思いきや。

子供秘書が「100円でいいよ!」と。

ではお願いしようと思っていたら、さっそうと部活へ行きました。

あれ? きっと帰りは間に合いません。うーん。。。

美人秘書に「200円でなんとかお願いを!」と思っていたら、

ハセガワさんから連絡あり。車を出してくださると。

#こちらからお願いしたのではありません。

ちゃっかり、お言葉に甘えさせていただくことにしました。

いつもお気遣いありがとござます。

有能な美人秘書に、車への積み込みを手伝ってもらい。

(えー、たったこんだけ? 一人で持って行けるじゃん!!)

無事に体育館に到着。

#「はい、それでは300円になります!」などとは、

 親切なハセガワさんはもちろんおっしゃりませんでした。

 

ヒカルくん、リオンちゃん、カジタさん、ハセガワさん。

タガワさん、テヅカさん、ユウトくん、マキちゃん。

タカマサくん。←前回体験の男の子。入会されました!

総勢9人。フルメンバーです。

これであと体験の中学生二人が来たら、11人!

二ケタですよ、二ケタ! すごいなあ。。。

 

ところが、お約束の6時になっても体験の方の姿は見えず。

校門を閉められたりしていないか、迷子になっていないか。

気になって、しばらくうろうろ。。。

(緊急連絡先をお教えするのを失念していました。うかつ!)

幸い校門は開いたままでしたし、プラカードも掛けてあります。

いずれ、お越しになることでしょう。

 

さあ、稽古開始です。

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<渋川一流柔術>

 

○棒廻し

9人が横並び。壮観です。でもちょっと狭いかも。。。

 

今までは、移動する前後だけを気にしていたかもしれません。

でも今後は、左右も気にしないといけませんね。

いつも、のんきに廻していますが、威力はけっこうあります。

運動エネルギー:K=1/2mv^2

↑なんのこっちゃ?

でも、歩いていて電柱にぶつかったことがある人ならわかるかも?

 

質量に比例して、速度の二乗に比例する。

質量は変わらない。六尺棒の重さ+体重?

でも、速度がちょっと速くなると、威力はすごく大きくなる。

棒の速度はどのくらい?

回転運動ですから、先端は最速ですね。半径の大きさに比例。

#1秒に1回転するとして。

 棒の先端Pは、円周lを1秒で移動するということだから。

 えーと。。。

 ・・・うん、時速約20キロですね。倍の速さなら約40キロ。

 ↑お暇な方は、検算してみてください。

  でも、何ジュール?とか聞かないでくださいね。。。

決して油断なりません。

試しに部屋の天井や壁にぶつけてみるとよくわかるかも。

 

ところで、以上は例によって文系のたわごとです。

話は半分くらいでお聞きください。

 

○六尺棒表

表三本を素振り。

初心者は前列5人、上級者は後列4人。

 

棒と一緒に足を動かさないといけないのに、そのままだったり。

足をそのままにしないといけないのに、棒と一緒に動かしたり。

おもしろいですね。

そういう意味では、とてもよくできた形です。

 

なんで最初に二回も打ち込むのか。

・一回目は、足を踏み込みながらの打ち込み

・二回目は、足をその場のままでの打ち込み

同じ動作に見えて、実は違う。それぞれ稽古をする意味があります。

そんな小難しいことをわざわざ頭で考えなどしなくても。

体を通して理解をすることができる。

それが、形の素晴らしさかと思います。

そして、それらを考案した先達の偉大さですね。

 

続いて、回り稽古。

横浜支部長を入れてちょうど10人。

例によって角で元立ちになって、皆さんにぐるぐると回ってもらい。

今回は一本ずつではなくて三本ずつ。

せわしない中でも、回ってきた方にはワンポイントアドバイス。

それを、ぐるぐると回りながら稽古をしてほしいと思います。

一周して戻ってきたら、見違えるほど上達しているくらいに。

 

あ、そうそう。

一応、全員でそろって稽古しています。

あまり自分勝手に先にやらない方が良いかもしれませんね。

回りを見る余裕も必要です。

ただがむしゃらに一生懸命にやれば良いというものでもありません。

 

○半棒表

一本目から三本目を示範。打太刀はハセガワさん。

 

初心者は、掛かり稽古方式で一本目だけを稽古。三回ずつ。

皆さん各自、それぞれです。個性的。

でも、軒並み上達されているのは共通です。

この調子で、がんばって稽古を続けましょう。

 

上級者は、二人一組で表十二本を稽古。

馴れ合いにならないよう、ご注意を。

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<大石神影流剣術>

 

○構え素振り

時間も押してきてしまって、ちょっと急いで一通り。

あまり良くない稽古でしたね。すみません。。。

時間配分も稽古には大事です。←反省

 

○試合口 一本目二本目

初心者は一本目と二本目。上級者が打太刀です。

 右を請けて、張って、突く。

 左を請けて、張って、突く。

ただそれだけ。

でもそれがスムーズにできるよう。考えなくても動けるよう。

そのうえで、どこが良いか悪いかよく考えて稽古をしましょう。

 

ここで1時間経過。

ユウトくん、マキちゃん、タカマサくんはお帰りに。

お疲れ様でした。

お迎えのお父さん、お母さんもお疲れ様です。

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<大石神影流剣術>2

 

○構え素振り

上級者四人と初心者大人二人。

もう一度、構えから稽古。今度は落ち着いて。

 

素振りも、その場でだけでなく。

下がりながら振りかぶり、出ながら振り下ろす。

真っ向、表面、裏面。同じように。

体が動いた途端に剣が無茶苦茶な動きにならないよう。

その場での振りかぶり振り下ろしと同じです。

 

○試合口 一本目二本目

初心者のお二人は、引き続き試合口一本目二本目を稽古。

お二人、間合いがだいぶ遠すぎましたね。

 触刃の間(しょくじんのま)

 交刃の間(こうじんのま)

 一足一刀の間(いっそくいっとうのま)

などなど。。。

 

届かない打ち込みは、請ける必要もなし。

打太刀はきちんと正確に。届く間合いで。正確に狙って。

本来ならマンツーマンで稽古のお相手をしたいところですが、

人数が多ければなかなかそうも行かず。

お教えしていることは、そう多くはありません。

要点を絞ってお伝えしているつもりです。

ですので、きちんと稽古を積んでいただきたいと思います。

 

○陽之表、陽之裏

上級者も二人一組で稽古。

 

陽之表十本は、それぞれの手数の最重要点をお伝えしました。

 よう剣:とにかくまっすぐ斬ること

 げっ剣:最初の三合は、まっすぐ斬ること

 無二剣:小手はまっすぐ斬ること。続く面は踏み込みながら。

などなど・・・

ただそれは、最初に手数をお伝えしたときにもお教えしたこと。

いずれも変わることはありません。

どのくらい基本に忠実に稽古をしているか。

自分勝手に適当な稽古をしていないか。

教えられたことをないがしろにしていないか。

どこかに捨ててきてしまっていないか。

よくよくお考えいただきたいと思います。

最初はほんのわずかな小さなズレでも、その差はいずれ大きくなります。

それが、取り返しがつかなくなるようなことのありませんように。

 

陽之裏も、他の手数と同様、打太刀が大事です。

どちらが打ち込んでいるのか、あるいは請けているのか。

それがわからないようでは困ります。

攻める方はきちんと攻め、守る方はきちんと守る。

形は、攻防が大事です。馴れ合いではいけません。

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<無双神伝英信流抜刀兵法>

 

○礼法、起居進退

初心者のお二人は、引き続き礼法と起居進退の稽古。

下げ緒さばきなどにも、だいぶ慣れてきたようです。

ですが、決して手馴れることのありませんよう。

一回一回、こころを込めて稽古をしましょう。

稽古は、真心が大事です。真の心。

 

あ、そうそう。

指導者が説明をしているときは、きちんと聞きましょう。

自分はやらず、まずはじっと見ることです。

自分がやるのは、まず手本を見て、理解して、覚えてから。

それから稽古。

自分もやりながら見て聞いての人は、上達しません。

多分。おそらく、きっと。

まずは脳内にイメージを焼き付けましょう。稽古はそれからです。

 

○大森流十一本、英信流三本

上級者は全員でそろい抜き。

 

初発刀一本を見れば、その人の居合のレベルはわかります。

居合の上手に、初発刀の下手な人が果たしているのかどうか。

抜き付け、斬り付け、血振るい、納刀。

居合の基本です。

それが、どれだけ正確にできているかどうか。

要求をきちんと守っているかどうか。

ただやりたいようにやっているだけなのかどうか。

独り稽古の素抜き抜刀術には、自己に対する厳しさが要求されます。

独りよがりな稽古では困ります。

いえ、別に困りはしませんね。ただ、自分が下手になるだけです。

 

英信流表三本は、ある意味、上中下の抜き付けです。

そこからの振りかぶりも三種、三様、三態。

そこにも、最初の三本の稽古の意味があるのかもしれません。

では大森流の振りかぶりは?

 

稽古をする形が増えたならば。

ああ、これはこうなのか。なるほど。。。

・・・ん、待てよ? ではあれはどうなんだ? こっちは?

ということで、また一からすべて再チェック。

そんな稽古の仕方もあります。

十の稽古が、百にも千にも万にも億にも兆にもなる。

すべては自分次第です。楽しいですね。

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定刻を少し過ぎて稽古終了。

遅い時間になるとだんだん冷え込んでくるのは相変わらず。

それでも、だいぶましになったような気がします。

自分は動かず、ただじっと見ているだけの身には相変わらずですが。。。

 

けっきょく体験希望の中学生お二人は来ず。

あとでメールを確認すると、急用ができたとのことでした。

迷子になったりしたのではなくて良かったです。

最初にご連絡のあった小さいお子さん二人もいまだ連絡はなし。

体調を崩していなければ良いのですが。

・・・ということで、11人いる!とは残念ながらならず。

まあいずれそのうち、、、ということでしょうか。

御縁はすべて、イズモノオオヤシロにお預けしてあります。

人事を尽くして天命を待つ

 

あ、そうそう。

帰りは、タガワさんが道具を運ぶのを手伝ってくださいました。

お住まいがお近くとはいえ恐縮です。ありがとうございます。

 

来週も通常通りの稽古です。

ただ、会場が違いますのでご注意ください。

 

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