スティルホット

土曜はいつも通り掃除機を掛けて。

午後は塾へ。進路面談です。第一志望は、うーん。。。

ずいぶん頑張ったけれどちょっと厳しそう?

まだ時間がありますから、さらなる頑張りに期待しましょう。

買い物をして帰宅。

一息つくと、もう稽古の時間。

1時間早くなるだけで、ずいぶんせわしないものです。

その分、夜がゆっくりできるので助かってはいますが。

 

少し早く集会所に到着。前の団体さんがまだ利用中。

大事な会議ですから、急かすわけにも行きません。

それでも、なかなか終わらず。

事務員の方が何度も声を掛けてくれて、ようやく交代。

皆さんには、玄関でしばらくお待ちいただきました。

 

参加:

 カジタさん、ヒカルくん、

 テヅカさん、マキちゃん、ショウタロウくん、

 ノブフミくん、コウジくん、オーガストさん

欠席:

 ハセガワさん、リオンちゃん、

 タガワさん、タカマサくん、ユウトくん

 

さて、定刻を15分ほど過ぎて稽古開始です。

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<澁川一流柔術>

 

○半棒

打太刀で元に立って、掛かり稽古方式で。

表一本目から五本目まで一本ずつ順番に稽古、最後に五本通し。

 

打太刀も、相手によって・・・

・形名を言ったり、言わなかったり

・注意点を言ったり、言わなかったり

・間を長くしたり、短くしたり

・打ち込みを強くしたり、弱くしたり

気分などではなく、きちんと相手によって変えているのですよっと。

 

通し稽古では、よく四本目で止まりますね。

あれ?次なんだっけ?みたいな。

立会系の間に、指棒系が入るから。ややこしい。。。

なんでこんな順番なのか?

 

半棒表は全部で十二本。ちょっと多い? でもよくよく見ると。

前半六本と後半六本の二部構成。

前半はさらに、棒を右に立てる立会系、左横に両手で持つ指棒系

の二部構成。

 

そして、前半六本をさらに三本と三本にわけると。

基本となる立会。続いて、別系統の指棒/引棒。

この三本で、いったん完結。この三本が基本となる。

そして続く三本は、立会の応用形。

後半六本は、さらに応用変化、特殊な形。

そんな意味なのかもしれません。

 

分かるとは、分けるということ。

混然一体となったものを、分類して理解する。

流祖がなぜ、その形を創ったのか、遺したのか。

そして、なぜその順番にしたのか。

そういったことにも想いを馳せる必要があるのかもしれません。

ただ漠然と稽古して、ただ丸暗記するのではなく。

そうすることで、より深い理解ができるかもしれません。

 

打ったり、払ったり、受けたり、流したり。

振りかぶったり、打ち込んだり。

区別をしないこと。

動作に区切りができるのは、頭の中で区切っているからでしょう。

最初から最後までを、一連の動作として認識すること。

区切って理解するのは、あくまで便宜上のことです。

本来は、混然一体としたもの。

区切って理解するのは、その方が理解しやすいから。

そして、理解しやすいということは、本当ではない。

そういうことでしょう。

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<大石神影流剣術>

 

○構え素振り

子供5人が前列、大人3人が後列。初心者、古参は関係なし。

チビッ子が前なら、後ろの大人もよく見えるでしょう。

子供一人一人の前に立って、順番に構えの稽古。

やはり目の前に立って一緒に動くと、真剣みが違います。

遠く離れていると、真剣さも少し欠ける?

大人もそうでは困りますよね。

後列で少し離れていても。正面ではなくても。

手本がいれば、それを見てよく真似をして。

自分ができているかどうか、自分で自分をよく観察して。

たまにアドバイスがあれば、きちんと聞いて直す。

そういう稽古をしましょう。

 

各人の体の癖、考え方の癖、動き方の癖。

そういったものを取り除く。

そのための稽古です。

すべてを取り除き。流派の掟に染まり。

それでもなお、残るもの。あらわれいずるもの。

それが個性なのでしょう。

そういったものを尊重しましょう。

単なる我がまま勝手な見苦しいなにかではなく。

 

○試合口

打太刀で元に立って、掛かり稽古方式で。

一本目から三本目まで通し。

 

大人同士、子供同士だと、初心者同士になってしまい。

初心者と上級者の組だと、身長が合わない。

うん、ジレンマ。

どうせ狭い場所です。順番に稽古しましょう。

そうすれば、全員の打太刀ができます。

待っているのが無駄な時間?

そんなことないですね。他の人の稽古をよく見ましょう。

自分がやるときは、やるのに精いっぱいで。

考える余裕もありません。

やる前によく見て。やったあとによく見て。

それも大事な稽古です。

頭と体のリンク。内と外のフィードバック。

体を動かせば良いというものではなし。

正しい稽古をしましょう。

 

6時を少し過ぎて、前半の稽古終了。

テヅカさんと子供たちはお帰りに。お疲れさまでした。

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<無双神伝英信流抜刀兵法>

○大森流十一本、英信流表三本

カジタさんとヒカルくんの二人。

最初の四本で抜き付け、斬撃、血振るい、納刀をチェック。

あとはご自分たちで抜いてもらいました。

 

○浮雲

頃合いを見て、一人ずつ手直し。

浮雲は難しい業です。とくに、抜き付けが難しい。

体の向きや運剣など、いくら言葉で説明したとしても。

体が言うことを聞いてくれない。

頭で理屈を覚えて、体で実践する。

間違えていれば正し、できなければできるように。

そして、下手なら上手に。それが稽古でしょう。

浮雲さえ覚えてしまえば、あとは簡単?

がんばりましょう。

 

○初発刀

オーガストさん、独り稽古。

最初に何回か自分で抜いてもらって、それから手直し。

両手を刀に掛けて、抜き付ける。ただ、それだけの動作。

それでも、なかなかすぐにはできない。

自分勝手に抜くだけなら、誰でもできるでしょう。

でもそれなら、稽古をする必要もなし。

流派の掟に沿って動き、流派の思想を体現する。

それが肝要かと思います。

そして、そうでなければ、いけない。

 

最後に皆で初発刀をそろい抜き。

初発刀は良い業です。

繰り返し抜いていると、体と心が整うような気がします。

心が洗われるような。そんな感じ。>私だけ?

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7時に稽古終了。

窓を開けての稽古でしたが、それでもまだ額に汗をかきました。

もう10月なんですけれどもね。スティルホット

 

来週も、5時から集会所で稽古です。

 

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