年末の稽古

天皇誕生日でクリスマスイブイブの土曜に、今年最後の稽古です。

 

参加;カジタさん、ヒカルくん、テヅカさん、ユウトくん、

   ノブフミくん、コウジくん、オーガストさん

欠席;ハセガワさん、リオンちゃん、タガワさん、マキちゃん、

   タカマサくん、ショウタロウくん

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<澁川一流柔術>

 

○棒廻し

 下から上、下から上。。。

 

○六尺棒表 一本目から三本目

 向かい合って素振り、二人一組で棒合を回り稽古で。

 

 打つときは逆手、突くときは順手。目、額、喉。

 腰が上下しないように。動作を区切らない。

 合わせようとするのではなく、結果として合う。

 棒と棒を打ち合うのが目的ではなし。

 

○半棒表 一本目から六本目

 打太刀で元に立って、掛かり稽古方式で。

 一本目から三本目、四本目から六本目

 一本目から六本目

 

 リキまない。イキまない。

 打つとき、叩くとき、落とすとき。。。

 常に同じように。飄々と。淡々と。黙々と。

 いくらポーカーフェイスを気取っても。

 心が波打っていてはいけません。

 常に静かに。明鏡止水

 

 子供たちの天然自然な動きは見事なものです。

 大人は見習わなければなりません。

 

<大石神影流剣術>

 

○構え素振り

 子供四人が前列、大人三人が後列。

 最近は、前列の子供に合わせて稽古。

 今回は、後列の大人に合わせて稽古。

 

 稽古の内容はいつも同じです。

 いつも同じように稽古ができると良いですね。

 常に自分のこととして。

 

○試合口 一本目から三本目

 二人一組で、打太刀と仕太刀を稽古。

 相手を変えて繰り返し。

 

 試合口は全部で五本。

 三本は請けて張って突く。一本は小手。一本は請け流し面。

 講習会などで初体験の方が苦労されるのは、請け流し面?

 動作が複雑でややこしい。だから、最後の五本目なのでしょう。

 

 でも、個人的に難しいと感じるのは、三本目水月です。

 動作は一番シンプルですね。

 でも難しい。。。

 これもやはり、子供たちの動きがピカイチです。

 大人にはなかなか真似ができませんね。。。

 

7時に終了。

テヅカさんと子供たちはここでお帰りに。お疲れさまでした。

今年の稽古はこれで終わり。来年もよろしくお願いします。

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後半は、カジタさん、ヒカルくん、オーガストさんの三人で稽古。

 

<澁川一流柔術>

 

○六尺棒表 四本目から八本目

 

カジタさん、ヒカルくん

 六尺棒の後半の稽古は久しぶりです。

 思い出しながらの稽古? それともこんなの朝飯前? 

 うん、お二人ともとってもお上手でした。さすがです。

 とくにヒカルくん。上手になられました。

 お手本としても、稽古相手としても、不足はありません。

 

オーガストさん

 四本目は稽古済み。五本目は初めて。でもすぐに覚えられて。

 さすがですね。

 

 でも今日は、これで終わりではなし。

 一気に、六本目、七本目、八本目まで稽古をしました。

 苦労されながらも、すぐに覚えられました。さすがです。

 

 さー、これで六尺棒表の八本すべて。

 六尺棒表八本は、最初の一本目がすべての基本になります。

 一本目さえできてしまえば、あとはすべてその応用変化。

 突く場所が違ったり、持ち方を少し変えたり、その程度のこと。

 あとは相手を付けて、繰り返し繰り返し稽古するだけ。

 あるいは、相手を付けずに独りで繰り返し稽古。

 稽古をすればするだけ上達します。楽しみですね。うふ

 

○半棒表 七本目から十二本目

 半棒表も一気に最後まで。

 六尺棒表と同じで、カジタさん、ヒカルくんがお手本です。

 

 オーガストさん、苦労されながらもなんとか最後まで。

 うん、できる先輩がいると、教えるのも楽で良いですね。

 それに教わる方も、お手本がいて助かるはずです。

 善哉善哉

 

 半棒表も十二本すべてをお伝えしました。

 これで、半棒表も一人で稽古ができる?

 あは。まだちょっと難しいか。順番を覚えるのが大変です。

 でもきっと、すぐに覚えられることでしょう。。。

 

ここでヒカルくん、お母さんのお迎えでお帰りに。お疲れさまでした。

今年の稽古はこれで終わり。来年もよろしくお願いします。

 

<大石神影流剣術>

 

○試合口 一本目から五本目

 カジタさん、オーガストさんの二人で稽古。

 五本を通して、打太刀と仕太刀を繰り返し。

 作法も、正式な演武の方法をお伝えして。

 

 試合口も五本すべてをお伝えしました。

 間と間合い、呼吸の稽古。

 さー、あとは。ご自身で稽古をするだけ。

 繰り返し、繰り返し。。。

 

<無双神伝英信流抜刀兵法>

 

○大森流、英信流表三本、浮雲、山下風

 カジタさん、一人で通し稽古。

 浮雲と山下風を手直し。

 

 山下風はだいぶこなれていました。お一人で稽古をされたとか。

 うん、見ればわかります。

 浮雲もそれにつられて、お上手になられていました。

 そう! これぞ、形の体系の素晴らしさですね。

 できないからと、できないことを繰り返しても意味はなし。

 できる形を稽古することで、できない形ができるようになる。

 今までに、何度も経験をしてきました。不思議なことです。

 不思議? 不思議でもなんでもないですよね。

 そーゆーものです。そうなのです。

 

○初発刀、左刀、右刀、當刀

 オーガストさん、一人で通し稽古。

 居合も新しい形を。。。なんて思っていましたが、時間なし。

 陰陽進退までお伝えできれば良かったのですが。

 それはまあ、また新年のお楽しみということで。。。

 

 今までにも、残心とか手の内とか、お伝えしました。英語で。

 今回は、鞘離れ、なんてお伝えしました。英語で。

 私のつたない英語で果たして通じているのか?と毎回疑問。

 でも毎回上達されていますので、きっと通じているのでしょう。

 おそらく、たぶん。。。

 

最後に三人で初発刀、左刀、右刀、當刀のそろい抜き。

これにて今年の稽古は終わりぬ。

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9時に終了。だいぶ定刻を過ぎてしまいました。。。

 

さてさて、今年の稽古もこれで終わりです。

横浜支部は、今年だけで5人のお仲間が増えました。

昨年末にも4人増えていますので、急に大所帯になりましたね。

稽古の方法も、なかなか思うようにはならず。

稽古場所も変わったり、予定も急に変更になったり。

皆様にはいろいろとご迷惑をお掛けしました。

また演武会では応援に駆け付けてくれたりとお世話になりました。

来年も、自分の稽古はもとより。

皆様のお役に立てるよう、精進する所存です。

どうぞ、よろしくお願いします。

 

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