七夕に見取り稽古

相変わらず暑い日に強い風と激しい雨が続きます。

梅雨の戻りなんて言ったりもしているようですが。

単に、梅雨が明けていなかっただけなのでは?と思ったりもして。

自然は0か1のようにすっきりとわかれるものではなく。

行ったり来たりもしながら、徐々に移り行くものでしょう。

 

今年は、あざみ野第一小学校文化スポーツクラブの会計担当で。

体育館と校庭の使用団体のグループです。

体育館は、夜間の電気使用料の管理があります。

春に引継ぎを受けた通帳は、すでに残りが数行のみで。

今回、ATMで記帳をするとすぐにいっぱいになりました。

繰り越しをしますか?とのメッセージに「はい」と返事をすると、

そのまま2分ほどお待ちくださいと。

しばらく待っていると、新しい通帳も一緒に出てきました。

表紙には団体名がきちんと印字されていて。

すごいですねえ。。。技術は日進月歩です。

今は平日の昼間に休みを取って銀行に行く余裕などなし。

とても助かりました。

 

いつもどおりちょっと早めに仕度をして、体育館へ。

今週も自販機でポカリスエットを購入。

カギを開けて、扉を開けて熱気を解放して、明かりをつけて。

一人でモップ掛けを開始。

間もなく、カジタさん、ヒカルくん、ハセガワさんご到着。

 

ハセガワさん、私服です。

お出掛け先で足首を負傷されて、歩くのも難儀しているとか。

そんな中、準備と片付けの手伝いをして、稽古は見学をご希望。

もちろんオッケーです。

でも、くれぐれも無理はしませんように。

 

間もなく、オーガストさん、ショウタロウくん到着。

ほどなく、テヅカさん、ユウトくん到着。

 

さて、稽古開始です。

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-[前半の稽古]-

カジタさん、ヒカルくん、オーガストさん

テヅカさん、ユウトくん、ショウタロウくん

ハセガワさん見学

 

<澁川一流柔術>

 

○棒廻し

 ユウトくん、普通の半棒を廻してもらいました。

 長さは今までと同じ。でも少し重い。

 苦労しながらも、がんばっていました。えらい!

 

○六尺棒表 一本目から八本目

 向かい合って素振り、二人一組で棒合を回り稽古で。

 横浜支部長はあぶれたので、皆を個別にチェック。

 たまにはこういうのもありでしょう。

 

○半棒表 一本目から六本目、七本目

 カジタさん、オーガストさんは二人で半棒と打太刀。

 打太刀も大事な稽古です。

 

 その他の皆さんは、打太刀で元に立って掛かり稽古方式で。

 一本目から六本目を通して、七本目も稽古。

 ユウトくん、苦労していました。がんばれ!

 

<大石神影流剣術>

 

○構え素振り

 中段、上段、附け、下段、脇中段、車、裏附け。通して稽古

 素振り。その場でと、一歩進みながらと。

 

○試合口五本

 二人一組で打太刀と仕太刀。

 

三本目

 きちんと小さく斬ること。ただ留めるのではありません。

 

五本目

 きちんと受け流すこと。両手を高く、剣先を低く。左足です。

 

ここで前半の稽古は終了。

テヅカさん、ユウトくん、ショウタロウくんはお帰りに。

お疲れさまでした。

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-[後半の稽古]-

カジタさん、ヒカルくん、オーガストさん

ハセガワさん見学

 

<澁川一流柔術>

 

○六尺棒裏 一本目から三本目

 元に立って、打方と仕方。相手を変えて繰り返し。

 

 握り締めて打ち、払うのではなく。握りはあくまで軽いまま。

 棒と棒を打ち合わせた音でわかります。

 鈍い音は良くない。軽い、透き通るような音が良い。

 握り締めればたしかに強くはなります。

 でも、変化が難しい。居着いてしまう。

 いつでも自由に動けるように。軽い握りで、威が出るように。

 

○半棒表 七本目から十二本目

 打太刀で元に立って、掛かり稽古方式で。

 

 打太刀は、肩から頭上にまっすぐ振りかぶりましょう。

 大石神影流剣術とは違います。普通にまっすぐ。

 相手が稽古をしやすいように。

 

<大石神影流剣術>

 

○陽之表 十本

 打太刀で元に立って、掛かり稽古方式で。

 一本目から六本目、七本目から十本目。オーガストさん最後尾。

 

 途中、打太刀で稲妻の一刀目を受け損ないました。

 新しいコンタクトの左右の度が合わず。

 稽古の最初からずっと、遠近感が取れないままでした。

 とは言え。

 お互いに剣が斜めになって、空振り。うん、ダメダメですね。

 まっすぐに斬る/受けるのは難しいなあ、と痛感しました。

 

<無双神伝英信流抜刀兵法>

 

○大森流、英信流表

 カジタさん、ヒカルくんとそろい抜き。

 

 ハセガワさんがずっとご覧になっていて。

 やっぱり気になって。いつもと調子が違う感じでした。

 いつもどおりにできると良いなあ。<自戒

 

○初発刀から逆刀

 オーガストさん、最初は皆とそろい抜き。

 途中から抜けて、一人で繰り返し。

 

 逆刀は、一刀目は頭上まで、二刀目は水平まで。

 意外に苦労されていました。不思議ですね。

 強く大きく斬りたいのか。違いを意識していないのか。

 何度か一緒に繰り返しました。

 

そのうち、体育館がガタガタと大きな音を立てはじめ。

風かな。だいぶ強いな。それにしても長く続くな。

うん、違うな。これ、地震だわ。

皆に、壁際に寄ってもらいました。

体育館では、天井からの落下物が危険と判断してのことです。

 

避難用に刀を外してもらおうかとも思いましたが、

時間はもう8時25分になるところ。

今日は早めに切り上げることにしました。

 

体育館では音がとても大きく響きます。

大きな地震に感じましたが、実際には震度3くらいでしょう。

以前にも何度か経験をしています。とは言え。

このあとまたなにがどうなるかわかりません。

そう判断してのことです。

 

刀礼をして、片付けをしていると美人秘書からメールあり。

 千葉県震度5弱、青葉区震度3。稽古を切り上げるように。

とのことでした。

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ということで、定刻より少し早く稽古終了。

 

ハセガワさん、2時間半の見取り稽古。

勉強になりました。とのことでした。

自分は動かないから、余裕を持って客観的に見れます。

それに、いろいろな角度から見ることもできます。

見取り稽古も、大事な稽古の一つですね。

まずは無理せず、養生していただきたいと思います。

 

7月になって第二四半期のスタート。

7月7日で七夕の夜。

猛暑に、強風に、豪雨に、地震に。見取り稽古に。

盛りだくさんな稽古でした。

 

来週も通常通りの稽古です。

 

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