貫汪館 本部講習会 2018/11/23-24

平成30年11月23日(金)祝日~24日(土)の二日間、

本部道場において講習会が開催されました。

 

内容は、今回も基礎の位置付けです。

・共通         :呼吸法、礼法

・無雙神傳英信流抜刀兵法:初発刀、横雲、抜打

・大石神影流剣術    :構え、試合口、陽之表、長刀合

・澁川一流柔術     :込入、打込

 

二日目の講習会は15時で終了。

廿日市天満宮へ移動して、奉納演武を行ったとのことです。

 

参加者は、本部道場の門人と名古屋西支部長に加えて、

遠くはオーストラリアからパース支部長も参加されました。

また一般参加では、徳島からお越しになった方も。三回目と。

横浜支部長とは面識なし。

ちょうど不参加のときに参加されていたようです。

横浜支部からは、いつもどおり横浜支部長が参加。

仕事の都合により、日帰りで金曜の午後のみの参加でした。

 

無双神伝英信流抜刀兵法は、正座の座り方、立ち方から。

初心に還って、館長から厳しく御指導いただきました。

続いて、初発刀。

館長が徳島から参加の方へ説明されるのを、横から盗み聞き。

あー、なるほどー。と今さらながら得心しました。

やはり、初心者の方への説明はとても参考になります。

初心者の方に注意することというのは、それだけの大事です。

極意にも通じるものでしょう。

居合膝の座り方、立ち方、横雲、抜打も同様。

大変、良い稽古をさせていただきました。

 

大石神影流剣術は、構えから。

続いて、試合口と陽之表では、パース支部長の打太刀を。

今までほとんど手合わせしたことはありませんが、さすがです。

いきなり合わせても、まったく問題なし。

そのまま演武もできそうです。

それになんと言っても、135キロの巨体!

まるでハグリット。

まともにやり合っても、とても勝てる気がしません。。。

長刀合は、館長の打太刀を。

大石神影流剣術には、これ、打太刀の方が難しくない?

という手数がいくつかあります。長刀合もその一つです。

館長に確認すると、やはりそのようにおっしゃられます。

合わせの稽古をしないと、独り稽古だけではなかなか難しいですね。

 

澁川一流柔術は、金曜は稽古なし。

 

およそ3時間弱の稽古でしたが、大変充実した稽古ができました。

 

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今回は、秋の三連休の初日です。

新幹線は、前日の夜にネット予約しようとしても空席があるわけもなし。

グリーン車も満席です。

本来なら前日の夜に広島に行きたいところでしたが、仕事があり。

金曜の朝からの出発となりました。

予定より少し早く家を出て、一本前の新幹線に乗ろうとすると。

自由席車両は、デッキまで人があふれていて、そもそも乗れず。

まるで通勤電車のようなありさまでした。

指定席のデッキと通路もご利用ください。とアナウンスあり。

後方へ移動して、指定席車両に並んで次の新幹線に乗り込んで。

デッキは満員で、申し訳ないと思いながらも通路へ移動。

指定席につかまって、広島まで3時間半、立ちっぱなしでした。

もともと腰は本調子ではなし。動員訓練で痛めた左足はジンジンと痛み。

なかなかの苦行となりました。

広島で山陽本線へ乗り換え。五日市駅からタクシーで会場へ移動。

皆さんにご挨拶して、着替えて稽古開始。

 

左足首は伸ばすとかなりの痛みあり。

ただ座るだけでも痛いところを、館長から厳しい御指導あり。

うん、痛みで吐きそう!という稽古でした。

でもその甲斐あってか?だいぶ良くなりました、とのお言葉。

これも、ケガの功名というやつでしょうか。

そけい部を緩めるという感覚も、新たに感じることができました。

これは大きな収穫です。

館長の長刀合の打太刀も心配していましたが、とくに手直しはなし。

まあとりあえずは問題なし、というところでしょうか。

 

帰りの新幹線は、幸いにも指定席が空いていて。

まあ、三連休初日の夕方の上りですからね。

窓側を希望すると、二人席ではなく三人席の窓側になりました。

なんだよっ!とちょっと不満でしたが、真ん中の席はずっと空席で。

かえって快適に過ごすことができました。

座っていても、腰の痛みと左足の痛みに耐えながらの3時間半。

ああ、稽古よりもシンドイ。。。

でも講習会が予定より早く終了したお陰で、9時過ぎには帰宅でき。

荷ほどきをして、シャワーを浴びて。

 

ふと左足を見ると、すねから下が、まるでゾウの足のよう。。。

腫れというよりも、リンパ液でむくんでいる感じでしょうか。

ふくれた四指に隙間はなく、足の甲はパンパンで。

すねはズドンとズンドウになっていて。

ふくらんだ足首に、くるぶしは見当たらず。

うん、こりゃあ痛いわけだ。

 

そういえば、25年以上前に合気道で痛めたのも左足でした。

合気道は20年以上稽古しましたが、ケガはその一度だけ。

受けの役で、飛び受け身を片方だけやり続けた結果でした。

山手線の渋谷駅で、電車とホームの間に落ちて痛めたのも左足。

中国武術の槍を持って電車に乗ろうとしてのことでした。

槍の練習を始めたばかりで、長い槍の持ち運びに不慣れでした。

上がぶつからないようにと上にだけ注意して、足元が。。。

それらの古傷が今ごろ出てきたのかなあ。。。なんて思いました。

 

おそらくマッサージは逆効果。シップを貼って、安静にして。

足を高くして、足の付け根に向かって軽く撫でてリンパを流して。

なんてしばらくやっていると、多少はましになった。かなあ。。。?

 

それにしても、これで明日の稽古はしんどいなあ。

なんて思いながらの就寝となりました。

 

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