翌日の日曜は、日本武道館での日本古武道演武大会です。
前日の土曜は、その記念式典が開催されました。
貫汪館館長、名古屋西支部長、ロンドン支部長、インディアナポリス支部長が参加されたようです。
横浜支部は、自主稽古でした。
以下、カジタさん記載です。
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今週は、自主稽古でしたが、参加者は私のみ。
みなさんお休みの連絡を受け、一瞬行くのをためらいましたが、一人で体育館を占拠できるなんて滅多にないこと。
寒かったら、早く帰れば良いし。と外に出てみると、先週より幾分か寒さも和らいでおり、気分が上がりました。
体育館もそれほど寒くなく、ストーブを使わないで済みました。
以下、オジさんの一人稽古で、あまり面白くありません&何のことだか分からないと思いますが、備忘録も兼ねて。
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<渋川一流柔術>
〇棒回し
いつも通り、棒回しで自分の動きをチェック。
右で回すときに、棒が体から外に開いていました。
また、足を進める度、頭が上下します。
これは先々週からご指摘頂いてますが、未だに治らず、今後の課題です。
〇六尺棒 表八本、裏三本
表は最初に体を開く時、開いてから体が下がってましたが、開くことで下がる様に意識してます。
裏は三本目の手の返しがモタつきます。ここだけ集中して練習しました。
〇半棒表 十二本、裏三本
立会と腰車が、大きく動いて打太刀を避けすぎなので、少しだけ動くことにしました。
裏も三本練習したのち、ふと左流はどうするのか気になりました。
単純に右流の真逆で良いのか疑問が残りました。
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<大石神影流剣術>
〇試合口 五本
打太刀、仕太刀ともに練習しました。
普段、相手がいる稽古なので、いない相手を想像しながらの稽古は何だか変な気分でした。
〇陽之表 十本、陽之裏 五本
こちらも打太刀、仕太刀ともに稽古。
ふと阴剱の手の内が気になりました。
相手の剣を受け流す際、右手で剣を握ったままだと、手の内がおかしくなるようです。
かなり以前に教えていただいた気がしますが、来週確認したいと思います。
相変わらず千鳥はモタつきますが、剣先を意識したら、多少はスムーズになりました。
後は重心移動がカギかなと思ってます。
〇小太刀 四本
形の確認だけ。打太刀も稽古。
〇二刀 三本
二本目が、いつもモタつくので、何回も稽古しましたが、これは相手がいないと正しいのか確認できません。
相手がいなくても、相手を想像して稽古できるようになれば、居合も伸びると思いますが。
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<無双神伝英信流抜刀兵法>
〇大森流十一本、英信流表十本
ご指摘いただいている点をチェックしながら、全部通しました。
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動きっぱなしで少しも寒くはありませんでした。
今回の一人での自主稽古は、自宅での稽古では気づかないことが多く発見できました。
またこんな機会があれば、次はためらわずに行く・・・と思います。
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<以下、横浜支部長記載>
はい、寒い中、一人での自主稽古お疲れさまでした。
いつもご自宅で、お一人で稽古されているとお聞きしています。
でも同じ一人でも、広い体育館での稽古はまた一味違うことかと。
そもそも、行く気になるかどうか?ですよね。
そこが大きな分かれ道と言えるかと思います。
きっと良い稽古になったことでしょう。
いろいろと疑問点もおありのようです。ぜひ次回の稽古でご質問を。
棒回し「治る」と「直る」
「治る」は、ケガや病気が良くなること。
「直る」は、正常な状態に戻すこと。
悪い癖は、正しくは「直る」なのかもしれません。
でも、身の悪癖や心の執着を「病(やまい)」と表現したりもして。
であれば、「治る」でも間違いではないのかもしれませんね。
いずれにしろ、スッと得心できれば良いことかと思います。
来週も通常通りの稽古です。
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