稽古なし/このコロナ禍で感じたこと2

COVID-19の感染拡大防止のため稽古なし。

 

横浜市では、6月末まで学校開放中止となっています。

→引き続き、7月末まで中止となりました。

 8月から条件付きで再開となる見込みです。

学校開放事業とは 横浜市

 

稽古再開は、8月以降の予定です。

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横浜支部の各位に稽古日記を募集しました。

 

今週もコバヤシさんの稽古日記です。

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このコロナ禍で感じたこと2(コバヤシさん)

 

 このコロナ禍で環境が変化してしまいました。

 仕事は週の半分を出勤して、残りの半分をテレワークという体制になりました。

 テレワークといえども、仕事そのものを自宅に持ち帰れずにいるので仕事が遅れてしまっています。

 

 思うところがあり、最近とある勉強を始めました。

 通勤に使う時間が少なくなり、自宅にいる時間が増えたので勉強に時間を費やす事が出来ました。

 このコロナ禍がいつまで続くのか、コロナウイルスを根絶できるのか。

 そう思うと何か将来に役に立ちそうな事を早いうちに身に付けておかなければと思いいました。

 これは武道の稽古にもつながる考え方だと思います。

 

 稽古は相変わらず三流派共通の鼠径部を緩めるという動作を日常で行っています。

 低いところにある物を取るとき等、単にしゃがむのではなく、鼠径部を緩めて重心を落としてからしゃがむという事を行っております。

 貫汪館の古武道を始める前は猫背で体が硬かったのですが、心なしか改善している気がします。

 長い居合刀が届いたのに稽古では数回しか使えず、自宅では礼法、起居進退、抜刀と納刀しか出来ません。

 大石神影流も同様に木刀を上段に構えるという事が出来ません。天井にぶつかったり蛍光灯を壊したりしそうなのでエアーで構えを練習しています。

 柔術は相変わらずドアノブ相手にまっすぐ取る、返に取る等しています。丸いドアノブは高さと太さが丁度良いので相手が突いてくる時の手の代用になります。

 三流派ともエアーで稽古していますが変な癖が付いていないか不安になります。

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はい、よく書けていますね。

 

貫汪館では柔らかい動きを求めています。

でもこれは、関節の柔軟性とはまた違い。

動きの質の問題です。

そして、心の問題でもありますね。

無理無駄のない、自然な動きということかと思います。

しなやかな動き、とも表現できるかもしれません。

日常生活における心掛けが大事なことでしょう。

 

剣術の稽古は、短くて軽い代用物でも稽古可能です。

何も持たずに行う稽古もとても効果があります。

自分の腕の重さを感じられるような稽古をしましょう。

 

それにしてもコバヤシさん、ドアノブがお好きですね。ふふ

とても良い稽古相手のようです。

詠春拳では木人椿を使うのが有名ですね。

子供の頃は、意味あるのか?なんて思いましたが、

今ではその意味が分かるような気がします。

古い居合の流派では、居合台を稽古に遣ったりします。

 

横浜支部長は、電車バス通勤なので、

いつも吊革手すりに掴まりながら手の内の研究をしています。

立っているとき、歩くとき、階段の上り下り、

椅子に座る立ち上がる、すべて稽古と思っています。

 

独習による変な癖、というのは心配なことでしょう。

それはとてもよくわかります。

変な癖がつくと、直すのに三倍の手間がかかる。

とも言いますしね。

もちろん、迷わずに一本道で目的地まで到着する。

というのも理想かもしれません。

でもあっちに行ったりこっちに行ったり。

行きつ戻りつしつつ、迷いながらも目的地に到着する。

というのも楽しいものかと思います。

 

貫汪館の稽古の仕方、指導方法の特徴の一つに、

外形を矯正しないこと、というものがあります。

外から与えられるのではなく、内から現れるものを求める。

そのために、自己の感覚を繊細にすることが要求されます。

だからこそ、静かにゆっくりと稽古をするのです。

コバヤシさんは不器用ですが、それは単に運動経験が少ないから。

ですが、感覚はとても繊細でいらっしゃいます。

求める方向さえ合っていれば、多少それることはあっても、

いずれは目的地に到着できるものでしょう。

常に求め続けることが大事です。

もしもおかしな動きをしているようなら、次の稽古で手直しをしましょう。

それまで安心して、稽古を続けてほしいと思います。

 

 

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