貫汪館 横浜支部
Kan ou-kan
Yokohama Branch
三連休の初日の土曜も出勤で、すっかりへろへろに。
街中は、相変わらずの人出です。
マスクをしていない人もちらほらと増え始め。。。
コバヤシさん、職場の移動制限がかかり。
しばらく稽古はお休みです。
あらまあ、そんなこともあるのですね。。。
残念ですが仕方がない。
先週の稽古で手直しができたのは幸いでした。
またしばらくご自分で稽古をお願いします。
いつもどおり着替えて、体育館へ。
カジタさん、モップがけと扇風機。
ありがとござます。
間もなくショウタロウくん到着。
そんなわけで、お二人と稽古です。
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＜無双神伝英信流抜刀兵法＞
○大森流
カジタさんとショウタロウくん
向かい合ってもらってそろい抜き。
ショウタロウくん、少年らしくきびきびと動く。
でも、最終的にはカジタさんより遅れがち。
カジタさんは、いつもどおりなんですけれどもね。
決して速くは動いていない。
どちらかと言えば、のんびり動いている印象。
でも、早い。
これが間というものでしょう。
ショウタロウくんも、いずれできるようになることと思います。
○逆刀
ショウタロウくん、新しい形です。
すぐにできるかと思いきや、少し苦戦されて。
貫汪館の逆刀、少し独特かも？
できるようになるまで黙って見ていました。
抜いて、切っ先を突き上げたり。
受け流しに振りかぶったり。
まるで他流他派の動きのよう。
でも繰り返すうちに、自然に貫汪館の動きに。
おもしろいですね。
とても難しい、左足の後方へのスライド。
右足の引き戻しと止まらずの踏み出し。
なにも言わずにできていました。
重心の移動、ということでしょうか。
さすがですねえ。。。
動作もきびきびとしていて、清々しい。
邪心のなさを感じます。いさぎよい。
心があらわれるようです。
来週はまた新しい形を稽古しましょう。
○英信流表
カジタさん、復習。
逆刀の動きに絡めて少し説明したりして。
どの形のどの動きも、他の形との共通があります。
共通する動きは多ければ多いほどいいですね。
なにも考えずにするすると動けるようになる。
上体が前傾して突っ込む癖がおありです。
体はいつも中心に。突っ込まないこと。
力まないこと。とくに動き終わり。
力を入れて止まるのではなく。
力を抜いて止まる。
そして。
力を入れて動き始めるのではなく。
力を抜いて動き始める。
そうできると良いですね。
半身が大事です。それは、大森流も同じこと。
半身を取りやすい英信流表でよく稽古をして。
それを大森流にフィードバックする。
大事なことです。
○英信流奥 柄留
カジタさん、新しい形です。
例によって一度だけ抜いて見せて、さあどうぞ。
うん、だいたい合ってる。でもちょっと違う。
低い位置で、相手の抜く手を留める。
振り返して振りかぶり、止まらずに真っ向。
虎一足とはまた違う形です。よくよく稽古を。
奥は、早くないといけない。
でも、形がむちゃくちゃでも困りますね。
まずは、止まらずに動けるようになること。
そのためには、力まないことです。
先週の向払の稽古で、手首を痛めたそうな。
二尺八寸で１キロちょいの模擬刀。
貫汪館では普通の長さ重さ。
でも、一般的には長くて重い。
いずれにしろ、手首で振ったらケガをします。
自然な動きで遣えるように。
幸い、今週は大丈夫だったとのこと。
こうやって遣い方を覚えましょう。
ゆっくりなら動けるけれど、早くはできない。
それでは意味がない。
早く動くために、ゆっくり稽古をする。
ゆっくり動くことが目的ではありません。
形の手順をいくら覚えても栓無きこと。
奥で稽古したことを、大森流や英信流表にもフィードバックする。
もちろん、太刀打や詰合、大小詰も同じことです。
※昨年の明治神宮の演武動画がYouTubeにアップされています。
右奥の館長の演武をご覧いただければと思います。
無雙神傳英信流抜刀兵法・森本邦生・明治神宮日本古武道大会（2019年）
英信流奥は７：３５～
https://youtu.be/JRdRarlWVaU?t=455
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１９時に稽古終了。
マスクの中は汗でぐっしょりになって。
顔は汗が滝のよう。。。
ただでさえ稽古に５か月のブランクがあって。
春を飛ばして、いきなり暑い中での稽古。
しかもマスクあり。
稽古内容も居合だけ。いやー、しんどい！
自販機で買っておいたポカリをガブ飲みしました。
帰宅して、シャワーを浴びて。
ふー、さっぱり。。。
来週も、通常通りではありませんが、稽古です。
楽しみにしています。
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