太刀打 附入

緊急事態宣言は、

 5/16~5/31北海道、岡山、広島が追加

 5/23~6/20沖縄が追加

 6/ 1~6/20沖縄以外の九都道府県も延長

まん延防止等重点措置も、6/20まで延長

 対象は埼玉、千葉、神奈川、岐阜、三重

そしてきっとまた延長するのでしょうね。。。

横浜支部は引き続き、内容を制限、時間を短縮のまま稽古です。

 

いつもどおり着替えて家を出て。

西日がギラギラと、まるで夏のようです。

暑い。というか、熱い。。。

関東の梅雨はどうなったのでしょうかね?

まだこれから?

 

体育館ではコバヤシさん着替え中。

久しぶりに一人でモップがけ。ふんふ~ん。

ほどなくカジタさんと、ヒカルくんお久しぶり。

ショウタロウくん、ハセガワさん。

 

さて、稽古開始です。

-----------------------

<澁川一流柔術>

 

○棒回し

 いつもより少し短めにして切り上げ。

 稽古すべきことは多く、時間には限りがあります。

 

○六尺棒表

向かい合って素振り、二人一組で棒合

 カジタさん &コバヤシさん

 ハセガワさん&ショウタロウくん

 ヒカルくん &横浜支部長

 

○六尺棒裏

 例によって、一本目だけ。

 足は出たり引いたり。いろいろですね。

 形の稽古は厳格に。掟通り。

 遣うときは、自由に。

 とは言え。

 何も知らずに動けるはずもなし。

 稽古もせずにできるはずもなし。

 形としていくつか例示して。

 あとは各自の稽古です。

 決められた通りに動けないのは困ります。

 決められた通りにしか動けないのも困ります。

 矛盾を内包しましょう。無限

 

○半棒表

 打太刀で元に立って、掛かり稽古方式で稽古

 

一本目から三本目を通し

 

四本目から六本目を通し

 

腰車

 一本目の変化応用な感じですね。上級編。

 右に軽く入り身しながら逆手で留める。

 後ろ足を進めながら払いながら振りかぶりながら打ち込む。

 一歩で止まらずにできるように。

 足が止まって、手だけ動く。

 手が止まって、足だけ動く。

 どちらもダメですね。

 全身を協調一致させましょう。一連の動きです。

 

提棒

 右手を返して頭上を守り。左手を添えて膝を守る。

 左足前の一重身。腰を落として低くなる。

 独特な体勢、構えですね。でもまあ、ありがち?

 頭と膝をきちんと守りましょう。

 構えは正確に。意味があります。カッコつけではありません。

 

 打ち込みを止める。

 棒だけではなく。全身をスッと進めましょう。

 棒はただスッと持ち上げるだけ。

 遣うのは全身です。

 遠慮せず、打ち込みを止める。

 打太刀は、きちんと反応して止まる。

 最初から止まるつもりではいけない。

 でもまあ、無理をしてケガをしないように。

 演技の練習ではなく。

 お互いにきちんと上達しましょう。

 

 円く崩して、突き。

 崩しが成功したら、相手は隙だらけですね。

 側面は急所の宝庫。どこでも突きましょう。

 間合いは正確に。

 届きもしない位置で腕を伸ばしてカッコをつけても仕方がない。

 突けば突けるように。押せば押せるように。

 出るも下がるも自由です。相手次第。状況次第。

 六尺棒裏一本目で稽古しているところです。

-----------------------

<大石神影流剣術>

 

○鞘ノ内

 抜打、拳落、甲割の三本を通して稽古。

  抜打ち

  抜打ち+上段残心

  抜打ち+上段残心+斬撃

 段階的に稽古ができますね。

 

 最初ができずに次ができるわけがなし。

 次ができずに最後ができるわけがなし。

 構えができずに動けるわけがなし。

 立ち方ができずに構えができるわけがなし。

 発展させましょう。還元しましょう。

 稽古とはそういうものです。

 

○試合口

 いい加減、剣にばかり心をとらわれることのないように。

 大事なのは身構え、足さばきです。

 そこをこそ稽古しましょう。

 そのための手数です。

 

○陽之表 げっ剣

仕太刀の動き

 相手がいなくても、相手がいるつもりで。

打太刀の動き

 相手がいなくても、相手がいるつもりで。

合わせ

 相手がいても、相手がいないつもりで。

 

よう剣は、上段からまっすぐ打ち込むだけ。

げっ剣は、引いて斬り返して受け流す。変化。

陽と陰。表の最初の二本です。

よく稽古をしましょう。

 

車の構えは歩幅が広く、腰が低く。動きにくい?

半棒の提棒の構えに似ていますね。

踏ん張って立っていると動きにくい。

腰が低くても、力を抜いて立ちましょう。

スッと自然に動けるように。

-----------------------

<無双神伝英信流抜刀兵法>

 

○大森流

そろい抜き

 時間がなくて少し間を詰めて抜きました。

 でも、あわてず正確に動きましょう。

 

右刀

 抜き付けは、右足前、左足前にかかわらず右半身。

 上半身が斜め45度だとしたら。

  初発刀は正座から、45度の開き。

  左刀は右向きから135度の回転。

  右刀は左向きから-45度の回転。

 ということになるでしょうか。

 右刀は、いっそ回らなくて良いくらい?

 

 刀は常に左腰。

 初発刀は、そのまま前に抜き出せば良い。

 左刀は、右後方を向いている柄頭を右前方に出さなければならない。

 右刀は、左前方を向いている柄頭を右前方にスライドするだけ。

 ただスッと開くだけで良いですね。

 鞘を引けば抜ける。

 

 なんだかこねくり回さないといけない左刀。

 あっさりと抜けてしまう右刀。

 向きが逆なだけなのに、正反対な二本です。

 あるいは、向きが逆だからこそ?

 刀を右腰に差して左手で抜けば、左右対称になるのでしょうね。あは

 

 全身を遣う。肚を中止に。左右を斉しく。

 とは言え。

 刀は常に左腰。柄を持つのは右手が前。

 という左右対称の破れがある。

 その中でいかに整合性を取るか?

 それが稽古なのかと思います。

 元は単純でも、ほんの小さな破れが複雑性を生む。

 おもしろいですよね。

 

○太刀打

 

出合

 派手に剣をぶつけ合う。

 そこにばかり気を取られることのないように。

 遠間から歩み寄るまでが稽古です。虎走り

 

 抜き付け、運剣、斬撃は素抜き抜刀術で稽古。

 剣術は間合いがキモです。

 間が詰まったり、遠かったり。

 それでは意味がない。

 間と間合いの稽古をしましょう。

 

 相手が遠ければ近寄り。

 相手が近ければ離れる。

 当たり前のことですね。

 

中国の兵法書「六韜」のうち「虎韜」

(いわゆる虎の巻)

 

 来則迎 去則送 対則和 

 五五十 二八十 一九十 以是可和

 

 察虚実 識陰伏 大絶方所 細入微塵

 殺活在機 変化応時 臨事莫動心

 

↑コピペするのにググったら、自分の稽古日記がヒットしました。

 過去日記:回り稽古

 もう6年以上前の日記です。懐かしいなあ。。。

 やっていることは今と変わらず。ふふ

 

附入

 さて、太刀打の二本目。一本目と対になる形です。

 

 歩み寄り、抜き合わせるまでは一本目と同じ。

 抜き合わせた刀の接点を中心に、左に入り身しながら左右の入れ替え。

 同時に、相手の右手を取る。

 こちらの切っ先が相手を制するのは当然のこと。

 

 相手の右手を取るのは、澁川一流と同じですね。

 返に取る。

 四指を手首に引っ掛けて、親指は手の甲へ。

 自分の手首はいつもどおり。谷折り

 相手の手首は制されている。山折り

 谷折りは力が入り、山折りは力が入らない。

 剣や棒をいつもどのように遣っているか?

 よくよく考えましょう。

 

 手を取ることばかりに気を取られてはいけない。

 全身が動く中での結果です。

 

貫汪館館長ブログ<道標>附入

http://kanoukan.blog78.fc2.com/?q=附入

 

お互いの手を取るので、消毒スプレーをしました。

シュッシュッ

-----------------------

19時50分に稽古終了。

いつもどおりコバヤシさんに急いで着替えてもらい。

いつもスミマセン。もう少し早く終わらねば。。。

20時ギリギリに体育館をあとにしました。

 

来週も同じような稽古の予定です。

 

 

<<前の日記:太刀打 出合

 

>>次の日記:六尺棒裏 二本目